雑記

米国ETFは何のために買うの?投資信託で良いのでは?

co.saka@gmail.com

米国ETFをご存じでしょうか?
米国市場で売買が可能な上場投資信託です。
日本の投資信託(eMAXIS Slim等)と違って、多くの銘柄があります。
そのため、日本の投資信託ではなく、米国ETFを買う人がいます。

今回は、米国ETFの銘柄について確認してみようと思います。

メモ:
米国ETFはNISA口座で購入しても非課税とはなりません
(日本の税金は非課税となりますが、米国の税金がかかってしまいます。)
特定口座で購入した場合は確定申告が必要であり、手間がかかります。
特別な理由がなければ、日本の投資信託・ETFを選びましょう

米国ETF 売買代金ランキング

上図は、楽天証券のランキングです。
下記5項目で分類してみました。

  • レバレッジ
  • 全米株式・S&P500
  • NASDAQ100
  • 米国高配当
  • 超長期米国債券

レバレッジ

1位にランキングされているSOXLは、半導体関連銘柄の3倍レバレッジです。
NVIDIAに代表されるように、AI関連で半導体需要は急増しています。
レバレッジがかかっているので、(株価上昇局面であれば)多くの利益を得ることが可能です。

レバレッジ型の投資信託やETFは「楽天レバナス」など国内でもいくつか銘柄がありますが、米国ETFのほうが銘柄が多いです。

なお、レバレッジ型の投資信託はNISAの対象外です。
ご注意ください。

メモ:
レバレッジ型の投資信託は上級者向け商品です。
長期投資と相性が悪く、相場を見ながら短期売買するものです。
ご注意ください。
下記記事も参考にしてください。
レバレッジ投信(日本株4.3倍ブル)は上級者向け

全米株式・S&P500

VTI, VOO, IVV, SPYは全米株式・S&P500の米国ETFです。
eMAXIS Slimでも類似の投資信託がありますので、わざわざ米国ETFを買う必要性も低いように思えます。

https://emaxis.am.mufg.jp/lp/slim/pr1/index.html

メモ:
昔はeMAXIS Slimのような低手数料の投資信託が存在していませんでした。
そのため、米国ETFにもメリットがありました。

なお、ETFであればリアルタイム取引も可能なので、短期売買がメインの人はETFにもメリットがあります。
(長期投資の場合はそもそも短期売買が不要であり、リアルタイム取引も不要です。)

NASDAQ100

QQQはNASDAQ100に連動した米国ETFです。
NADAQ100は、S&P500と比較すると米国のハイテク・IT銘柄が多く含まれます。

https://go.sbisec.co.jp/prd/fund/nissay.html

eMAXIS SlimではNASDAQ100に連動した投資信託が存在しません。
しかし、ニッセイNASDAQ100という有名な日本の投資信託があります。
そのため、無理して米国ETFを買う必要性は低いように思えます。

メモ:
近い将来、eMAXIS SlimでNASDAQ100に連動した投資信託が現れると予想します。

米国高配当

VYM, SPYDは米国株式の中から配当が良いものを集められたETFです。
eMAXIS Slimはファンド内投資(配当なし)がポリシーのようなので、eMAXIS Slimには類似の投資信託がありません。

日本の投資信託で類似の物を挙げるとすると、楽天SCHDSBI SCHDでしょう。

楽天SCHDがランキング1位!

超長期米国債券

TLT, EDVは、満期まで20年を超えるような超長期の米国債券のETFです。
超長期の米国債券の日本の投資信託・ETFとしては、2255, 180Aがあります。
しかし、上場されて日が浅いです。

参考:
超長期債券はどれがおすすめ?

まとめ

最近は、米国ETFと類似の日本投資信託・ETFが増えています。
日本の投資信託・ETFのほうが税金面or手間の面で有利です。
米国ETFを購入する前に、日本のものを探してみると良いでしょう。

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ルイージ
ルイージ
シングルファザーが2人の子供を育てながら投資を勉強しています。 限られた時間の中でタイパ(時間効率)に優れた投資方法を綴っていくブログです。 40代前半。東大卒。本業はIT戦士です。 投資利益は、2024年が4500万円、2023年が2700万円でした。
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