【訃報】山崎元先生
2024/1/1経済評論家の山崎元さんが食道がんで亡くなりました。私は山崎さんの著書、youtubeなどを通して大きな学びを得ました。各所で山崎さんの功績は記されているので、本サイトでは名言をいくつかピックアップしたいと思います。
投資信託の99%はゴミ
信託報酬(コスト)が高い投資信託はゴミ。99%がゴミ。という発言をされていました。
・信託報酬が高い物が売れれば、証券会社等は嬉しい(「信託報酬 = 証券会社の利益」であるため。)
・FP(ファイナンシャルプランナー)の多くは証券会社等からお金を貰っている
上記の2点から「投資信託の99%はゴミ」という事実を公に発言するFPはほとんどいませんでした。そのため、山崎さんの発言はとても珍しいものでした。
参照:https://diamond.jp/articles/-/318744
民間のがん保険は不要
山崎さんは食道がんで亡くなりました。がんと診断された立場になっても、「人生をやり直す機会があっても、がん保険には入らない!」と主張していました。
・保険は「めったに起こらないけれども」「起きたときの支払いが壊滅的に大きくなる」事象のみ入るべき。
・山崎さんは、がんの治療で14万円しかかからなかった。(国民健康保険の高額療養費制度のおかげですね。)
数十万円の貯金をプールしておけば、がん保険に入る必要がない。
・保険というのは加入者から集めたお金の約半分を保険会社が貰って、残りの半分を不幸な人に配る仕組み。(保険会社が貰いすぎ!)
・保険会社がコストの内訳を公開していないは問題だ。(保険会社が貰い過ぎているのを公表したくないのだろう。)
参照:https://media.rakuten-sec.net/articles/-/43469
客観的に「持ち時間」を予想し、一方で「希望」も捨てないことが、共に重要だ
食道がんのステージIVになって余命が半年程度であることが判明してからの考え方が印象に残りました。半年の持ち時間を有効に活用するために整理されているのですが、客観的に有効性を考慮して取捨選択。そして、選択された事項は遊びではなく仕事でした。仕事はお金を得る手段でもありますが、山崎さんにとって仕事は生きがいだったと思われます。
私が同じように余命半年を宣告された際に仕事を選ぶことができるのか?仕事を選べないのであれば、今従事している仕事を続ける必要があるのか?と考え込んでしまいました。
参照:https://note.com/hajime_yamazaki/n/n3857bfe2f6c7 ←亡くなる1カ月前に書かれた記事です。
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