【不況 #2】いつ不況になるの?(バフェット指数)
前回はPERという指数を見ながら、不況可能性についてお話しました。
今回はバフェット指数についてお話します。
世界一の投資家
世界一の投資家をご存じですか?
ウォーレン・バフェットというおじいさんです。
バフェットからの手紙第8版 [ ローレンス・A.カニンガム ] 価格:3080円 |
投資だけで莫大な利益を生み出し、世界で有数の超大富豪になりました。
下図はフォーブスが出している世界の億万長者ランキングですが、バフェットは5位となっています。(資産はなんと16兆円!)
ここにランクインしている億万長者はほとんどが起業家ですが、バフェットは投資で財を成してランクインしている珍しい人です。
バフェット指数
バフェット指数とは、下記の計算式で導かれます。
バフェット指数 = 株価(の合計) / GDP
前回お話したPERは株価/利益でしたが、バフェット指数は株価/売上となっています。
利益と売上が異なっていますが、似たような指数です。
補足:GDP(国内総生産) ≒ (国内の総)売上 です。
アメリカを代表する株価指数であるS&P500について、バフェット指数を見てみましょう。
下図を見てください。(https://stock-marketdata.com/buffet-indicator.html)
バフェット指数は100が適正。150を超えると割高となります。
2000年のITバブルや、2008年のリーマンショックはバフェット指数100を超えたタイミングで暴落しているので、バフェット指数は有効に機能しているように見受けられます。
でも、2015年以降はずっと高い状態になっていますが、2020年にコロナショックが来ただけです。
近年はバフェット指数は当てにならないように思われます。
まとめ
世界一の投資家のバフェットが提唱したバフェット指数を見る限り、現状は株価が割高であり暴落の可能性が高そう。
でも、バフェット指数は当てにならない気もする。
ということがわかりました。
注釈:
今後も暴落可能性についてお話しますが、あくまでも暴落の可能性であり、外れる可能性もあります。
暴落するかもしれないので、積立投資を中断する、という考えはやめましょう。
淡々と積立投資を継続するのです。(積立設定を放置するのです。)
次回は別の視点で暴落可能性についてお話しようと思います。⇒次回に続く
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