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ルイージ投資教室
日本証券業協会が面白いレポートを出していたので、考察してみます。
2024年の上期の買付額は成長投資枠とつみたて投資枠を合わせて7.5兆円だそうです。
年間に換算すると、年12兆円ぐらいになりそうです。
購入割合を見てみましょう。
54%が投資信託だそうです。
投資信託の8割程度がオルカンやS&P500というデータと合わせると、
年間5兆円はNISAでオルカンやS&P500を購入していることになります。
資料によると、投資信託の買付の20%がNISAのようです。
つまり、NISA以外を含めると、年25兆円はオルカンやS&P500を購入しているようです。
オルカンやS&P500の購入をする場合、証券会社の内部では円を売ってドルを買ってから、海外の株式を購入しています。
つまり、年25兆円の円売りが進むのです。
2024/4の円買い介入は10兆円で、ドル円は5円ほど円高になりました。
そう考えると年間で25兆円の円売りが進むのはヤバいですね。
最近は円高局面であり円高が進んでいますが、長期的(例えば、半年後)には円安に進むと考えています。
メモ:
政府は、円安を防ぎたいなら、「NISAは国内株・国内投信に限る。」
とすれば良かったと思います。もしくは、NISAのつみたて枠・成長投資枠に加えて日本枠みたいな第3の枠を用意するとか。
参考:
【為替初心者 #1】円安になるとオルカン保持者は嬉しい
【為替初心者 #4】新NISAで円が暴落する?