円高急伸!来週(2024/7/31)に円安となる?
最近は円高が進んでいます。
7/10は161円/ドル、7/27は153円/ドル。10円近く動きました。
来週の7/30,31は日銀会合があります。日本の金利が決まります。
また、7/30,31はFOMCがあります。アメリカの金利が決まります。
日銀会合、FOMCでドル円の為替は大きく動くでしょう。
本記事では、2つの会合の重要ポイントをお話します。
日本の長期金利 (日銀会合)
日銀は毎月6兆円の国債を買い入れしています。
この国債買い入れのおかげで、長期金利は低い状態が保たれています。
買い入れ額が減ると、長期金利の買い手が減ってしまうため、金利を上げます。
(金利が上がれば買い手は嬉しい。そのため、市場参加者が国債を買ってくれる。)
「今後、買い入れ額を減らす予定」と植田総裁は語っています。
具体的な金額が日銀会合で発表される予定です。
市場で有力な金額が3兆円です。
私の予想は4兆円です。
(減額幅を小さくして様子見をするだろう、というのが私の考え。)
私の予想が当たると、国債買い入れ額が想定よりも多いので長期金利が下がり、円安になります。
日本の短期金利 (日銀会合)
3月にマイナス金利が解除され、現在の政策金利は0.1%です。
市場で有力視されてるのが「7月の日銀会合で政策金利0.2%とする」です。
市場は「円安が厳しいから政策金利を上げて、日米の金利差を小さくして円高にしたい。」という気持ちがあります。
私の予想は「政策金利は0.1%のまま」です。
理由は下記。
- 植田総裁はサプライズを好まない。
- 前回の日銀会合で、植田総裁は政策金利についてあまり言及していない。
(前回の日銀会合では、国債買い入れ額を主に語っていた。) - ここ1週間でドル円は161円から153円まで大幅円高となった。
政策金利を上げるとさらなる円高となってしまう。
急激な為替変動は好まれない。
私の予想が当たると、円安になります。
アメリカの短期金利 (FOMC)
7月のFOMCで政策金利を変えず(5.25-5.50%)とする確率が93.8%。
9月のFOMCで政策金利を減らす(5.00-5.25%)とする確率が88.2%。
これは、市場の予想通りになりそうです。
まとめ
7/30,31に日銀会合とFOMCがあるので、要チェックです。
私は円安方向に振れると予想します。(予想が外れたらごめん。)
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