1年以内に1ドル170円を突破しそうだ
1ドル160円を突破しました。
今後の行方を占ってみようと思います。
最近の為替
2024年始は141円でしたが、どんどん円安になっています。
5月頭に為替介入がありましたが、一時的な円高になっただけ。
一番大きな理由は日米の金利差です。
(二番目の理由はオルカン等の投資による円売りドル買いですが、それは別の記事を書きます。)
アメリカの金利は5.5%。
日本の金利は0.1%。
アメリカにお金を置いといたほうが資産が増えるので、ドル買いが進行し、円安ドル高になるのです。
金利差はいつまで続くのでしょうか?
アメリカの金利予想
日本の金利はゼロ金利。
年内に金利を上げる可能性がありますが、0.1%程度なので誤差です。
「日米の金利差 = アメリカの金利」となるでしょう。
アメリカ当局(FOMC)によるとアメリカ金利は、
現在は5.25-5.50%
2024年末は5.00-5.25%
2025年末は4.00-4.25%
少しずつ下がる予定ですが、2025年末でも金利差は大きいです。
このままでは金利差がほとんど解消しないので、1年以内に1ドル170円を突破しそうです。
不況になったら?
このままでは金利差が解消しないのですが、不況になったら一気に金利差が解消されます。
不況になると金利を大幅に下げるので、金利差が解消されます。
過去にもITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックなどの不況の際には、アメリカ金利が大幅に下がりました。
不況になったら金利差がなくなるので、1ドル120円ぐらいまで一気に動くでしょう。
ちなみに、不況になったら株価も暴落します。
S&P500やオルカンなどの投資信託を保持している人は、円高と株安のダブルパンチを食らう事になります。
円高で25%減、株安で25%減だと合わせて44%減となります。
不況に耐えられるように、アセットアロケーションに債券などを組み込んでおきましょう。
不況に強いのは長期債券です。
不況になると債券価格は上がります。
記事に詳細がありますので興味があれば見てください。
【債券初心者 #3】長期債券の投資信託をオルカンと組み合わせよう!
まとめ
あと1,2年はずるずると円安が進行しそう。
不況になったら、一気に円高になりそう。
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そのため、円安になると嬉しいですが、円高になると悲しい状況になります。
記事に詳細がありますので興味があれば見てください。
【為替初心者 #1】円安になるとオルカン保持者は嬉しい?
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