【雑記】テスラってどんな会社?
オルカンの命運を握るのはマグニフィセント7です。
マグニフィセント7とはGAFAM(Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft)にNVIDIAとテスラを加えた7社です。
NVIDIAについては【雑記】2024年の覇者NVIDIAはなぜ儲かる?(AIの歴史) でお話しました。
今回はテスラのお話をしようと思います。
テスラ
テスラはEV(電気自動車)のリーディングカンパニーです。
ものすごい勢いで株価が上がり、株価時価総額ではトヨタを抜き去り、企業価値の面では世界最大の自動車会社となりました。
あの有名なイーロンマスクの会社です。
テスラ躍進のおかげで、イーロンマスクは世界有数の超大富豪になりました。
最近では、twitterを買収したのも有名です。
EV(電動自動車)
EVはエンジンではなくモーターで動きます。
(https://www.tamiya.com/japan/products/15484/index.html)
ミニ四駆を触った人ならわかると思いますが、モーターとは電気を流すと軸が回転する機械です。
モーターを分解するとわかるのですが、導線をぐるぐる巻いているだけで単純な機構です。
モーターは技術力がなくても作れますし、安価に作れます。
メモ:
EVと対比されるのはエンジン車です。エンジン車の世界首位はトヨタ自動車です。
(https://www.toyota-shokki.co.jp/products/automobile/engine/car/index.html)
エンジンの中でガソリンが燃えることで、軸が回転します。
エンジンは技術の結晶です。
モーターと違い、他社がエンジンを真似することはできません。
EVの追い風
EVはエンジン自動車と違って環境に優しいと言われています。
ヨーロッパでは、2035年にガソリン車の販売が禁止されます。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR27EZ50X21C22A0000000/
アメリカでも、いくつかの州で2035年にガソリン車の販売が禁止されます。
日本では、トヨタ社に気を使っているため、販売禁止といった強い規制はないですが、EV推奨の流れになっています。
エンジン自動車が規制されると、自動車はEVに席巻されることになります。
テスラには追い風が吹いています。
テスラの課題
EVは簡単に作れる、というのがテスラの躍進の理由の一つですが、
裏を返せば競合も増えやすい状況となっています。
中国のBYDを始めた企業の猛追に悩まされています。
また、充電に10時間以上かかるなど、まだまだ技術的な課題も残っています。
課題が大きいため、ここ数年は株価が伸び悩んでいます。
テスラの将来
このままでは、テスラの将来は厳しいでしょう。
自動車業界ではトップですから、その資金力を活かして、充電池や自動運転の面で技術革新を引き起こす必要があります。
メモ:
諸説ありますが、テスラの自動運転はレベル3~4のようです。
最近流行りのAI技術を駆使して、レベル向上を目指しているようです。AI技術の参考記事:【雑記】2024年の覇者NVIDIAはなぜ儲かる?(AIの歴史)
まとめ
簡単に作れるEVを主力商品にして、テスラは超巨大企業となりました。
競合(BYD)や充電問題があり、ここ数年は苦戦しています。
今後の大きな躍進の鍵を握るのは、充電池や自動運転でしょう。
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