為替初心者

【為替初心者 #5】10年後のドル円を予想する

co.saka@gmail.com

2回は「金利差縮小のため、数年かけて一時的な円高になりそう」
3,4回は「貿易サービス収支や海外投資により、10年後には大幅な円安になりそう」
というお話をしてきました。

今回は、具体的なドル円予想をしてみます。

ドル円の変動要素

今までお話してきたように、「金利差による変動」と「貿易サービス収支、海外投資による変動」の2種類の変動要素についてお話してきました。

金利差による変動は、1,2年かけて円高になりそう、というお話でした。
下図がイメージです。
FRBが言う事を信用すれば、2026年ぐらいまでは信用できる数値となりますが、それ以降は適当です。
金利差による変動で大きく上下するのだな、ぐらいに見てもらえれば幸いです。

貿易サービス収支による変動は、少しずつ円安になりそう、というお話でした。
下図がイメージです。
じわじわと円安になっています。

上記の図を重ね合わせたのが最終的な私のドル円予想となります。

FRBが2026以降の金利差について説明していないので、この図に書かれている数値の信憑性はかなり低いです。
伝えたいのは下記です。

  1. 金利差による影響は大きいので、1,2年後は円高になる可能性が高い。
    1,2年後に1ドル140円を下回るだろう。
  2. 長期的には円安傾向。円高円安を繰り返しながら、約10年後までに1ドル200円を超えるだろう。
  3. (今から20年後には1ドル300円が見えてくる気もします。)

オルカンの投資戦略

短期的(1,2年後)には円高に振れる可能性が高いです。
そのため、今、一括投資をするのはダメです。
積立投資をがんばって、2027年末までにオルカンを多めに買えると良いです。

長期的(10,20年後)には円安傾向です。
そのため、オルカンが値上がりしても、売却せずにホールドし続けるのが良いです。

次回は円安傾向を打開する可能性について考えてみます。

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ルイージ
ルイージ
シングルファザーが2人の子供を育てながら投資を勉強しています。 限られた時間の中でタイパ(時間効率)に優れた投資方法を綴っていくブログです。 40代前半。東大卒。本業はIT戦士です。 2023年の投資利益は2700万円でした。
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