【債券初心者 #5】株と債券の推奨割合は?
前回はオルカンの暴落対策に有用な長期債券の投資信託として、TLT, EDV, 2255を紹介しました。
今回は具体的な資産割合についてお話します。
復習(リバランスの効果)
まずは復習をしましょう。
本ブログでは、
全資産をオルカンに突っ込むのではなく、現金もある程度保持しておきましょう。
初心者は「オルカン:現金=50:50」にしましょう。
というお話をしてきました。
具体的にシミュレーションしてみましょう。
青「オルカン:現金=50:50」
赤「オルカン100%」
最終的な損益は大差ないですが、現金ありのほうが最大の下落(max drawdown)が小さいです。
現金を持っておき、株価暴落の際に株の購入(リバランス)することで、大きな利益と、少ない下落を達成できます。
長期債券を追加
次に、長期債券(TLT)を加えて比較してみましょう。
青「オルカン:現金=50:50」
赤「オルカン100%」
黄「オルカン:債券:現金=50:25:25」
黄の債券ありが一番良さそうです。
債券を加えることで、下落がさらに抑えられ、利益も上がります。
長期債券の割合を増やす
長期債券の割合を増やしてみましょう。
青「オルカン:債券=50:50」
赤「オルカン:債券:現金=50:25:25」です。
債券の割合を増やすと、利益は増え、下落も抑えられているように見受けられます。
計測期間を変えてみましょう。
先ほどとは逆の結果となりました。
債券の割合を増やすと、利益は減り、下落も大きくなっています。
どこらへんが最適な割合なのか判断するのが難しいのですが、投資初心者は、
「オルカン:債券:現金=50:25:25」
を目指すのが良いと思います。
メモ:
無料のPortfolio visualizerを使えば、自分でシミュレーションも可能なので、興味があれば試してみてください。
まとめ
「オルカン:債券:現金=50:25:25」の比率にすれば下落を抑えつつ、より大きな利益を狙える!
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