ウォール街のランダムウォーカーを読みました
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ルイージ投資教室
ついに1ドルが158円を突破しました。
160円も近いうちに突破しそうです。
円安ドル高の理由はアメリカと日本の金利差です。
具体的に言うと、アメリカの金利が高止まりしているのが原因なのですが、
その根底にあるのはアメリカの景気が良すぎることです。
今回はアメリカの景気が良い理由についてお話しようと思います。
メモ:
【為替初心者 #2】数年後のドル円は?
この記事で、金利差と為替の関係をお話しています。
アメリカの景気が良い主要因の一つとして、移民が多い事が挙げられます。
財務省の記事(米国を支える移民)によると、移民が1%増えるとGDPも1%増えるようです。
移民が増えて、労働人口が増えて、GDPが上がるという仕組みです。
上図(米CBO)によると2023年は330万人もの移民がアメリカに来たようです。
2022-2026年の5年間で約1360万人も移民が来たようです。
1360万人というと、東京都の人口と同じぐらいですね。
グラフを見てわかるように、ここ数年は移民が非常に多いです。
バイデン大統領が移民に寛容なのが原因です。
移民が増えると経済は良くなるのですが、治安は悪化します。
例えば、アメリカではスーパーの盗難がひどいようです。(下図)
2023年は$122Bなので約20兆円です。多すぎですね。
日中、複数人で組織的に持って行くようです。
店員は見て見ぬふり。(指摘して反撃されたら困るので、スルーするようです。)
2024秋の選挙でバイデンが負けたら、移民が減るかもしれないですね。
日本は移民嫌いなので、移民がほとんどいません。
経済的には不利になりますね。
その分、治安が良いのですけど。
オルカンやS&P500を買ってアメリカ経済の恩恵を受ける。
治安の良い日本に住む。
という組み合わせが良さそうです。