介入による円高時の正しい対応とは?
先週、政府・日銀による介入により、ドル円が164円から157円まで急落しました。
介入時にはどのような対処をすべきなのか、私の考えを書いてみます。
介入による円高

ここ数年のドル円は上図です。
介入のあったタイミングで赤矢印を引いています。
介入があると大きな円高になっていることがわかります。
構造的な円安(デジタル赤字)

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/digital_economy_report.html
クラウドやスマホのサブスク料金は、ほとんどが海外に流れるお金となります。
これをデジタル赤字と呼びます。
2025年は6.5兆円。
2035年は18.0兆円まで膨らむ見込みです。
デジタル赤字により、円安は加速します。
構造的な円安(新NISA)

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20260703.html
新NISAの6~7割(年間10兆円前後)はオルカンやS&P500などの外国資産です。
外国資産を買う時は、円売りが発生して、円安となります。
グラフを見てわかるように、新NISAの買付額は激増して、大きな円安要因となっています。
構造的な円高(インバウンド)

https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/gaikokujinshohidoko.html
一方、円高の要因としてインバウンドが挙げられます。
外国人が日本に来て、お金を使ってくれれば、円を買ってくれるので円高となります。
2025年は9.4兆円のインバウンド黒字がありました。
しかし、今後、大きな伸びは期待できません。。。
観光地には受け入れられる人数に上限があるためです。
(デジタル赤字はITの世界なので、ほとんど上限がない。)
まとめ
円安要因としてデジタル赤字や新NISAがあり、それらはさらに伸びていきます。
一方、円高要因としてインバウンドがありますが、大きな伸びは期待できません。
まとめると、今後は構造的には円安になる可能性が高いです。
介入により一時的な円高となったら、海外資産を買うチャンスです。
株式資産だとオルカン(eMAXIS Slimオールカントリー)、債券資産だと先進国債券(eMAXIS Slim先進国債券)を買うと良いでしょう。
メモ:
株と債券で迷ったらオルカンを買いましょう。
私は、資産の大半をオルカンに突っ込んでしまいリスクが高めなので、これ以上は株式資産を買いたくないです。
そのため、今回の介入では先進国債券を100万円買いました。
