雑記

ハイイールド債券を買ったらダメ

co.saka@gmail.com

当ブログでは債券の投資信託の購入を推奨しています。
しかし、買ってはダメな債券もあります。

高利回りな債券

https://go.sbisec.co.jp/media/report/fund_info_plus/fund_info_plus_250922.html
SBI証券で、好成績な債券ファンドをピックアップしていました。
ハイイールド・新興国といった単語が目立ちます。

これらの債券は、利回りが良いがリスクが大きいのです。

メモ:
ブラジルなどの新興国は、破綻リスクの大きい債券を多数発行しています。
お金を貸す側としては、リスクに見合うリターンを求めます。
結果として、ハイリスク・ハイリターンな債券が生まれます。

メモ:
ハイイールド債券の逆は、適格債券と呼びます。
適格債券は、ローリスク・ローリターンです。

債券を比較してみる

ハイイールド債券としてHYG、適格債券としてAGGをピックアップしてみました。
ハイイールド債券(HYG)は、適格債券(AGG)よりも成績が良いのがわかると思います。

でも、ちょっと待ってください。
S&P500(VOO)と比較すると、債券(HYG/AGG)は低成績です。
債券(HYG/AGG)を買わず、S&P500(VOO)を買えば良い気がしませんか?

債券を買う意味とは?

債券を買う意味

投資はオルカンやS&P500などの株式を中心に据えるべきです。
というのが基本的な考え方です。

でも、株式は暴落に弱いです。
その暴落を支える役割が債券です。

上図を見てください。
2020/3のコロナショックの時に株式(青線,VOO)は暴落しています。
同じタイミングでハイイールド債券(赤線,HYG)も同時に暴落しています。
ハイイールド債券は、株式の暴落を支える役割は果たせていません

一方、適格債券(紫線,AGG)は暴落していません。
適格債券は、株式の暴落を支える役割を果たしています

まとめ

ハイイールド債券を買うのはやめましょう。
ハイイールド債券は、債券の本来の役割である、暴落対策になりません。

メモ:
適格債券の投資信託としては、eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(除く日本)がおすすめです。
ETFとしては、EDVやTLTがおすすめです。

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ルイージ
ルイージ
シングルファザーが2人の子供を育てながら投資を勉強しています。 限られた時間の中でタイパ(時間効率)に優れた投資方法を綴っていくブログです。 40代前半。東大卒。本業はIT戦士です。 投資利益は、2024年が4500万円、2023年が2700万円でした。
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