株が史上最高値を更新している時に考える事
株(オルカン、S&P500)が史上最高値を更新しています。
言い方を変えると、割高になりつつある状況です。
他資産への分散も考えましょう。
オルカンの基準価額

上図はオルカンの基準価額。
4月のトランプショックを乗り越え、史上最高値を更新しています。
1年間で+25%も上がっています。
バンガード

https://www.businessinsider.jp/article/2508-investing-advice-60-40-portfolio-vanguard-stock-vs-bond
バンガードによると、株価は割高になっており、債券の魅力が増しているようです。
メモ:
バンガードは世界3大資産運用会社の1つ。
他の2つは、ブラックロック、ステートストリート。
シラーPER

https://www.multpl.com/shiller-pe
シラーPERも約40となっており、株価が割高であることを示しています。
近年でシラーPERが40近くになったのは、下記の2つ。
・2000年のITバブル直前
・2003年の株価下落の直前
メモ:
シラーPERは、(株価) / (過去10年の利益の平均値)で計算されます。
株価の割高・割安を示す指標です。
債券の期待値

https://jp.investing.com/rates-bonds/usa-government-bonds
債券の期待値は、短期債・長期債など種類によって異なりますが、現在は約4~5%。(上図参照)
メモ:
eMAXIS Slim先進国債券の平均残存期間は約10年なので、上図の10Yのあたりを見ればおおよその期待値がわかります。おおよそ4.0%です。
TLTやEDVは約20年です。おおよそ4.7%です。
投資戦略
自分の資産が株式に偏り過ぎている場合は、良い機会なので債券へのリバランスを検討するのが良さそう。
債券初心者には、「eMAXIS Slim先進校債券」をおすすめしておきます。