【債券初心者 #1】債券で儲けを増やそう!
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ルイージ投資教室
最近、円安ドル高が続いていますよね。
ちょっと前まで1ドル120円だったのに、いつのまにか1ドル150円!
食料品の材料は海外から輸入しているものも多く、飲食店やスーパーの買い物でも値上げが続いています。
円安の影響については皆さんも肌に感じていると思います。
庶民から嫌われている円安ドル高ですが、オルカン,S&P500保持者には嬉しい円安ドル高だったりします。
今回はそこらへんからお話していこうと思います。
オルカンは主に海外の株式を寄せ集めた投資信託です。というのは皆さんご存じだと思います。
海外の株式を買う際、日本円で買う事はできません。米ドル等の外貨で買う必要があります。
でも、皆さんは日本円でオルカンを買っていますよね。
皆さんが日本円を出したら、投資信託の会社が米ドル等に変換してから、海外の株式を購入しているのです。(下図参照)
米ドルに変換してから購入している物をドル建てといいます。
オルカンはドル建ての資産と言えます。
2013年は1ドル100円でした。その時にオルカンを100円買ったとしましょう。
10年後の2023年は1ドル150円でした。その時にオルカンを売るとどうなるでしょうか?
(ここでは、簡易化のために現地の株価が全く上下しなかったと仮定して考えてみてください。)
回答⇒なんと、50円の儲けになります。(下図参照)
現地の株価が変わっていない場合であっても、円安になるとオルカン保持者は儲けられるのです。
円安は嬉しいですね。
さて、ここで問題です。
将来、円安は進むでしょうか?もしくは、円高に戻るでしょうか?⇒次回に続く