日本には5種類の社会保険があります。
そのため、原則として民間の保険は不要です。
というお話をしてみます。
社会保険の種類
https://www.freee.co.jp/kb/kb-payroll/the-defference-on-social-insurance-and-national-health-insurance
日本には5種類の社会保険があります。
社会保険で不足しているのであれば、民間の保険が必要になります。
しかし、社会保険は充実しているので、民間の保険は原則として不要です。
詳細を見てみましょう。
(簡易化するために、かなり大雑把な書き方になっています。詳細は各自調べてください。)
厚生年金保険(国民年金保険)
- 概要
老後に年金を貰えます。
- 給付額
自営業の国民年金保険だと月5~10万円。
サラリーマンの厚生年金保険だと月10~20万円。
- 給付額が不足している場合は?
民間の保険ではなく、投資で備えましょう。
投資は短期では暴落リスクがありますが、長期で見れば右肩上がりです。
長期で備える老後資金という側面であれば、投資が最適です。
健康保険(国民健康保険)
- 概要
病院の費用を補填してくれます。
自営業は国民健康保険。
サラリーマンは健康保険。
- 給付額
病院負担が3割で済みます。
自己負担額が8万円を超えると、超えた分は保険で補填してくれます。(高額療養費制度)
- 給付額が不足している場合は?
民間の保険(医療保険)ではなく、貯蓄で備えましょう。
数十万円を確保しておけば良いです。
介護保険
- 概要
老人になって介護が必要になった際に、介護サービスの費用を補填してくれます。
- 給付額
介護サービスを利用した場合、負担が1,2割で済みます。
- 給付額が不足している場合は?
民間の保険ではなく、投資で備えましょう。
介護サービスを使うのは高齢になってからです。
長期で備える介護資金という側面であれば、投資が最適です。
雇用保険
- 概要
失業した時に給付されます。
サラリーマンだけの制度です。
自営業の人は加入できません。
- 給付額
失業時におおよそ100~200万円ぐらいもらえます。
- 給付額が不足している場合は?
失業時に100~200万円を貰っても不足する可能性が高いでしょう。
民間の保険(所得補償保険)ではなく、貯蓄で備えましょう。
数か月分の生活費を確保しておくと良いです。(生活防衛資金)
労災保険
- 概要
仕事中にケガをしたら、給付金を貰えます。
- 給付額
他の社会保険と異なり、医療費の全額が給付されます。
- 給付額が不足している場合は?
全額給付のため不足することはないです。
民間の保険は不要です。
支払っている金額
https://onehr.jp/column/payroll/social-insurance-individual-payment
社会保険を受け取るために、みなさんは毎月多くの保険料を支払っています。
上の例だと毎月55,944円。
たくさん払っているので、民間の保険に払う必要はないのです。
民間の保険に加入する前に、社会保険を思い出してください。
多くの場合は、民間の保険は不要と気づけるでしょう。
まとめ
日本の社会保険は手厚い。
民間の保険は原則不要。
メモ:
必要な民間保険は4つだけです。
- 掛け捨て生命保険
(子供と専業主婦がいる場合のみ)
(掛け捨てはOK。積立は絶対ダメ。)
- 火災保険
- 自動車保険(対人対物のみ)
- 自転車保険
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ABOUT ME
シングルファザーが2人の子供を育てながら投資を勉強しています。
限られた時間の中でタイパ(時間効率)に優れた投資方法を綴っていくブログです。
40代前半。東大卒。本業はIT戦士です。
2023年の投資利益は2700万円でした。