【雑記】山崎元先生が息子へ書いた手紙
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ルイージ投資教室
友人が、個人向け国債を買うようです。
「変動10より固定5のほうが金利が高い。固定5を買うべき?」と問われました。
ブログで解説してみます。

個人向け国債は、元本保証の代表格です。
最初の1年は現金化ができませんが、それ以外のデメリットはありません。
金利は変動10が1.23%。固定5が1.35%。
固定5のほうが金利が高いです。

個人向け国債は、半年に1回金利が貰えます。
変動10は「変動」という名前がついている通り、毎回金利が変わります。
具体的に言うと、日本国債10年の金利に応じて、変動10の金利が変わります。

日本国債10年の金利は、急上昇しています。現在1.95%。
今後も上昇が続く可能性が高いです。
メモ:
日本国債20年の金利は、2.92%。
日本国債10年は、少しずつ2.92%に近づいていく可能性が高いです。
一方、固定5は金利据え置きです。
よって、変動10のほうが固定5より良いと考えます。

最後に、個人向け国債の金利推移を確認してみましょう。
いずれも上昇しているのがわかると思います。
今後も上昇が続くので、変動金利が有利です。