景気が怪しくなってきた
アメリカの雇用が怪しい状況になってきました。
不況ではないですが、予防的措置として金利が変わり始めています。
今後の投資方針を整理しました。
アメリカの雇用統計

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250808/k10014887431000.html
アメリカの就業者数の伸びが速報値では14万人でしたが、下方修正されました。

8月の雇用者数も、予想(75K)よりも大幅に低い数値(22K)となりました。
アメリカの景気が怪しい状況となってきています。
金利

アメリカの政策金利は1段階の値下げが89%となっています。
景気悪化の前に、予防策として金利を下げる確度が高まっています。

最後にアメリカの政策金利が下げられたのは2025/12。
上図の青枠の通り、9か月間も金利が一定でした。
2025/9/17に金利を下げた場合は、9カ月ぶりの金利引き下げとなります。
アメリカの金利が下がるとどうなるか?

政策金利が下がりそうなので、米国10年債利回り(上図)も4.08%まで低下しました。
4月のトランプショックを除けば、最近では最も金利が低いです。
債券の旨味が減ってきました。

https://en.macromicro.me/collections/384/spreads/3231/sp500-dividendyield-2yr-bondyield-spread
債券の旨味は減ってきましたが、(オルカンやS&P500などの)株価も割高なので、「債券より株!」にはならないです。
上図は株と債券のどちらがお得かをグラフ化しています。
青い棒グラフが下に出ているので、「株より債券がお得」という意味になります。
(3%前後なので、債券のほうが3%ほどお得という意味になります。)
まとめ
債券の旨味が減りつつあります。
しかし、債券投資を中止するほどではないです。
株式の積立、債券の積立は継続しましょう。