NISAとiDeCo(企業型DC)のどちらがお得?
家族3人が全員インフルエンザに罹患してしまい、死にかけていました。
熱が38.0℃まで下がったので、家事もできるようになりました。
本日の話題は、NISAとiDeCoです。
NISAとiDeCo(企業型DC)のどちらがお得なのか。
よく話題になる内容ですが、私になりに整理してみました。
メモ:
企業型拠出年金(企業型DC)のマッチング拠出の制度がある会社の人は、
本記事の「iDeCo」を「マッチング拠出」と読み替えてください。
NISAとiDeCoの比較条件
下記の条件で試算してみます。
2025年に20万円をオルカン投資。
年収は600万円。
2045年に全額を引出。
2025~2045の20年間でオルカンが4倍になると仮定。
メモ:
オルカンは2005~2024年の20年間で約7倍になったようです。
NISA
2025年
40歳20万円を投資。
2045年
60歳80万円を引出
80万円まで増えました。
NISAは計算がシンプルです。
iDeCo
2025年
40歳20万円を拠出。
拠出額の20万円が所得控除されます。
控除されるのは所得であり、具体的な税金だと6万円分が減税となります。
(年収が600万円の場合、所得税20%、住民税10%)
(6万円はNISAに突っ込む事にします。)
2045年
60歳
iDeCo 80万円、NISA 24万円
iDeCoの引出は退職金扱いとなり、課税対象となります。
退職金は税優遇が大きいです。
大雑把に考えると、80万円の10%の約8万円が税金として持って行かれます。
結果として80-8+24=96万円が手元に残ります。
メモ1:
上述の退職金の10%課税というのは、かなり大雑把に試算しています。
興味がある人は、退職所得控除で調べてみてください。
(多くの人は10%以下の課税となるはずです。)
考察
iDeCoは所得控除が大きいので、NISAよりもお得な制度です。
iDeCoは退職時しか引き出せないというデメリットがあります。
しかし、「老後のためのお金は一定額が必要で、老後資金はiDeCoで貯めるべき。」
という考え方をすると、iDeCoはNISAよりも優先してやるべきと考えます。
メモ:
月1.3万円のiDeCoを30年間やれば1000万円ぐらい貯まります。
退職金が1000万円もらえる場合、合わせて2000万円となります。
老後に必要と言われている2000万円と同値ですね。
iDeCoを1.3万円やっていれば、老後不安はないと言えるでしょう。
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