SBI証券はネット証券の最大手であり続けるのか?
ネット証券の最大手と言えば「SBI証券」。
SBI証券の覇権はまだまだ続くのか?
決算書から読み解いていこうと思います。
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_241108.pdf
はじめに
SBI証券が倒産しても、我々の投資信託(オルカンやS&P500)は守られます。
別の証券会社に移管されることとなります。
金銭面で困ったことにはならないですが、移管手続きなど少々面倒です。
また、経営が苦しくなるとサービスは悪化しますし、ポイントサービスなどはなくなるでしょう。
というのを頭に入れた上で、SBI証券の業績を見て行きましょう。
上半期業績
SBI証券は、2023/9からゼロ革命という形で、手数料のゼロ化を進めています。
それにも関わらず、収益、利益ともに過去最高のようです。
他証券と比較
ゼロ革命をやっていたにもかかわらず、証券会社5位。
ネット証券に限れば2位の楽天証券の約2倍の利益を稼いでいます。
メモ:
ゼロ革命で利益率が7%ぐらい減っています。
SBI証券は利益率が良いので、7%ぐらい減っても大丈夫ですが、他の会社は7%も減ったら大変。
対面型証券会社(野村、みずほ、大和)は利益率が高くないので、ゼロ革命をやれないでしょう。
口座数
ものすごい伸びです。
2021年9月末は約600万口座。
2025年9月末は1331万口座。
4年で2倍まで増えています。
ゼロ革命に代表されるように、利益追求よりも顧客数確保を優先しているようです。
収益構成比
収益の大きな割合を占めているのが金融収益とトレーディング損益。
つまり、信用取引、FX、先物・オプション。
NISAでSBI証券に口座を開いてもらい、信用取引、FX、先物・オプションに誘導。
というのがSBI証券の基本戦略なのでしょう。
(それらをやっている人のおかげで、我々、積立投資者が嬉しい思いをしているのも事実。彼らに感謝しましょう。)
メモ:
信用取引、FX、先物・オプションはおすすめしません。
期待値は高くないため、資産形成に向いていないです。
ギャンブル要素も大きいです。
まとめ
SBI証券は安泰。
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