【保険を斬る #10】所得補償保険は不要だが、収入保障保険は必要
保険は多くの種類があります。
特にわかりにくいのが、所得補償保険と収入保障保険。
片方は多くの人に不要であり、もう片方は必要です。
騙されやすいので気を付けましょう。
保険の種類
■所得補償保険と就業不能保険
所得補償保険と就業不能保険は、病気やケガをした時の備えです。
(医療保険やガン保険と同じ位置づけの保険となります。)
仕事が継続できなくなった時の保険です。
就業不能と所得補償は保険会社によって名前が違いますが、実態はほぼ一緒です。
■収入保障保険
収入保障保険は、亡くなった時の備えです。
(定期保険や終身保険と同じ位置づけの保険となります。)
所得補償と収入保障は名前が似ていますが、大きく異なるのがわかると思います。
就業不能保険(と所得補償保険)
https://www.axa-direct-life.co.jp/products/disability/example/index.html
就業不能保険(と所得補償保険)とは、仕事を継続できなくなった時の保険です。
アクサ生命の例を見てみましょう。
月額1000~2000円払うと、就業不能になった際に100万円もらえます。
でも、皆さん、国の雇用保険に入っていますよね。
(パートやアルバイトだと、雇用保険に加入していない場合もあります。)
雇用保険に入っていれば、失業した際に失業保険で100~200万円もらえます。
そのため、就業不能保険は不要です。
また、民間の保険は、リターンの期待値が低いため、できるだけ加入しないのが吉です。
そのため、就業不能に加入せず、何かあれば貯金で対処するのが良いです。
収入保障保険
https://www.f-l-p.co.jp/knowledge/75493
収入保障保険は、死亡した時の保険です。
生命保険の一種ですが、毎月保険金が支払われるという特徴があります。
35歳の場合、おおよそ月5000円を払うと、死亡した際に遺族が毎月20万円を貰えます。
生命保険は独身者は不要です。
しかし、子供あり、片働きの場合など、死亡したら家族が路頭に迷う場合は生命保険が必要です。
収入保障保険でも良いですし、一括で支払われるタイプの生命保険もありです。
生命保険については下記記事でも解説しています。
【保険を斬る #3】生命保険は必要?
まとめ
所得補償保険と就業不能保険は不要。
収入保障保険は、人によっては必要。
名前が似ているので気を付けて!
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