雑記

富裕層が使う証券担保ローン

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富裕層が使っていると噂の証券担保ローンを調べてみました。

証券担保ローンとは

自分が持っている証券(株式や投資信託)を担保にして、お金を借りる事ができます。
これを証券担保ローンと言います。

証券担保ローンの金利

SBI証券の場合は、上記の金利となっています。
(SBI証券では、「コムストックローン」という名前になっています。)

借りられる金額は、証券の時価の50~70%程度のようです。

金利は高めですが、多く借りるほど金利が下がる構造になっています。
(プライベートバンクだと、10億円借りて金利が1.5%ぐらいまで下がる事もあるようです。)

証券担保ローンの使い道1

証券担保ローンの有名な使い方として、2階建て投資が挙げられます。

オルカンを10億円持っていれば、5億円の証券担保ローンを組めます。
その5億円で追加のオルカンを購入するのです。
オルカンの期待値は8%程度なので、証券担保ローンの金利2.675%を考慮しても、5%程度の利ザヤを得られます。

ちなみに、一般人が証券担保ローンを使うのは、あまりお得ではありません。
証券担保ローンは、融資額が小さいと金利が高いためです。
(SBI証券では、3000万円以下だと4.175%。1億円以上だと2.675%)
これが、証券担保ローンは富裕層向けと言われるゆえんですね。

証券担保ローンの使い道2

もう一つ、証券担保ローンの使い道を紹介します。

普段は、資金を全てオルカンに突っ込む。
いわゆるフルインベストメント。

暴落が来たら、証券担保ローンで追加のオルカンを購入をする。
暴落の直後は暴騰が来る可能性が高いため、このような戦略が有効です。

下記グラフは年間の騰落率です。
20%以上の暴落が来て、オルカンを追加買付すれば、翌年には大きな値上がりを享受できそうです。(赤枠のところ)

メモ:
証券担保ローンはどんな用途でも利用可能です。
富裕層は事業を営んでいることも多いので、事業用資金として使う事も多いようです。

まとめ

富裕層になったら証券担保ローンの利用を検討しましょう。
金利が高めなので常時使うのではなく、いざという時に利用するのが良さそうです。

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ルイージ
ルイージ
シングルファザーが2人の子供を育てながら投資を勉強しています。 限られた時間の中でタイパ(時間効率)に優れた投資方法を綴っていくブログです。 40代前半。東大卒。本業はIT戦士です。 2023年の投資利益は2700万円でした。
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